
1970年に開催された日本万国博覧会、通称大阪万博。
シンボルとして作られた太陽の塔が生まれ変わり48年ぶりに内部公開が始まりました。
内部公開がメディアで取り上げられてからは太陽の塔の見学予約が殺到しており予約が取りずらい状況になっています。
様々な万博が世界中で開催されていますが、なぜか今の時代でもとても魅力的な大阪万博。
開催からこれだけの年月が経過しているにもかかわらず当時のパビリオンや展示方法などは今でも見劣りしません。やはり多くの人々を惹きつける何かがあるんでしょうか。

さて、この太陽の塔の近くにパビリオンが残っているのはご存知でしょうか。
鉄筋コンクリートに囲まれ当時は最新の音響設備が整ったパビリオン「鉄鋼館」前川國男氏のプロデュースです。

建物内部には1008個のスピーカーがあらゆるところに配置され、音と光が駆け巡りホール全体が巨大な楽器に例えられたようです。

現在、鉄鋼館は万博の記念館「EXPO’70パビリオン」としてたくさんの資料と当時を体感できる展示になっており太陽の塔と合わせて行くことでより大阪万博を楽しむことができるのでお勧めの場所です。
ちなみに音楽ホール以外は真っ赤です。

ソ連の建築家が設計した渦巻都市やエキスポタワー。
近未来な都市は想像するだけでワクワクします。
大阪万博の全てがぎゅっと詰めこまれた空間をぜひ体感してみてください。
もちろん座れますよ。