2018年07月13日

1枚の板からノミと金槌だけで

少し前のことになりますが、我谷盆作りを体験しました。

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我谷盆とは「丸ノミで平行線を鮮明に刻みつけた素朴で美しいお盆」
我谷は石川県山中町にあった我谷ダムの建設により水没した町の名前からきています。この地域ならではの栗の木を使用した普段使いされる身近な生活道具のひとつです。町がなくなったことにより伝統を受け継ぐ人がいなくなっていく中、今もこの技法を続けられている森口信一さんに教えていただくことができました。

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まずは枠を残して1cm程の深さに削っていきます。
単純な工程なのですが、いざやってみると、ノミも金槌も使い慣れていないので思うように削れません。固い栗の木をとにかく削って削って、削ることに集中します。

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気付けばあたりが薄暗く、そんな頃にようやく完成しました。
1枚の板からノミと金槌だけで削っていくことは想像以上に大変な作業です。
同じ作業を繰り返すので根気と体力勝負。
物が生まれる過程を経験することで大変さが身に沁み、大事にしなければという思いが強くなります。物の価値を知る貴重な体験でした。

こんな貴重な体験をさせて頂いたのは奈良市にある空櫁さん
店主こだわりのアイテムが並ぶ大好きなお店です。
7/11のブログで紹介したパンドゥキュイソンと合わせて、ぜひまた訪れたいと思います。














posted by foresta at 08:00| Comment(0) | Daily life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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